試合前に宮間あやが、チームに掛けた言葉や、試合後に
澤穂希がインタビューで答えた言葉には、感謝の意味合いが強い。
オリンピックのピッチに立てるのは、わずか18人。
「このピッチに立ってゲームができていることに感謝する」
予選で敗退した各国の代表チームや、日本の関係者たち。
さらには、チームに帯同しながらピッチに立つことができないひと。
その人達のことを思いやってでてくる言葉には、深い感動を覚える。
オリンピックの壮行会で、感動を与えられるような競技をしてきたい。
とコメントしていた方がいましたが、人に感動を与えるために競技を
しているのか、疑問がわく。
以前、21世紀枠のチームに負けて、切腹したい。とコメントして
物議を醸した野々村直通前監督でしたが、この方の指導方法は、
まず感謝すること。生きていて、野球ができていること。
甲子園の土が踏めていること。試合ができていること。
東北大震災の後だっただけに、とても心にしみた言葉でした。
全てに感謝する気持ちから、初めて人に感動を与えることができる。
今回のなでしこジャパンの選手の言葉を聞いて、どうして感動を
もらえるのかが、分かる気がしますね、他の競技では無理かもしれない。
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