松井秀喜氏のファンがいて僕がいる!JAL機内誌に登場していたとは

松井秀喜氏が国民栄誉賞授与式に向け、帰国してきましたが、野球人として
レベルの違いを見せつけられる、ファンがいて僕がいる!の応援メッセージ。
「JALを応援する人が、ここにいることを」で締めくくられた詩には、
JALの再建にどれだけの効果を発揮したのか、計り知れない気がしますね。
JALの再建がこれほどスムーズに行ったのは、松井秀喜氏のお陰かも。

抜粋になりますが、記載しておきたい。

ファンがいて、僕がいる。 松井秀喜

今でも僕は憶えている。
あの日、NY行きの機内から見た空は。
どこまでも美しく澄んでいた。
まるで僕の心の中を映しているようだった。

不安や迷いがなかったと言えば、嘘になるかもしれない。
しかし、それが日本のファンへの裏切りだと言われても、
自分の夢に逆らうことはできなかった。

あれから、8年。僕は、闘い続けてきた。
メジャーで150本を越えるホームランを打てた。
ワールドシリーズを制覇することもできた。
MVPを獲得することもできた。

しかし、それは平坦な道ではなかった。
再び、新人からのスタートだった。
言葉の壁もあった。膝の故障やスランプにも遭遇した。

そんな時も、僕は一人ではなかった。
何十万人、何百万人もの日本のファンがいつもいてくれた。
僕は、それを背番号55番の背中で、感じていた。

JALもけっして忘れないでほしいと思う。
JALを応援する人が、ここにいることを。

国民栄誉賞の授与は、ある意味当然なのかも知れません。
単なる野球人としてではなく、もっと違った意味で影響力を発揮して欲しい。
王貞治氏とは違った形で今後とも活躍して欲しいですね。

最新記事